明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎でプレーしていたブラジル人MFカイオ・セザールが今月11日、今季限りで長崎を退団すると表明した。
現在28歳のカイオは、2018年8月にブラジルのトンベンセFCから川崎フロンターレへ完全移籍も、川崎では出場機会に恵まれなかった。
2022シーズンには主将も務めていたカイオだが、11日にX(旧ツイッター)で長崎のユニフォームを身にまとった自身の姿をアップ。「今日、正式に長崎を去るよ」と退団決定を報告すると、ファン・サポーターにむけて以下のようなメッセージを送っている。
「このシャツを着て4年半、信じられないような素晴らしい瞬間があったし、すべてにおいてこのクラブに感謝しているよ。僕はこれからもつねにこのクラブを称賛し、このクラブに対して尊敬の念を抱いている。そして最も重要なのは、愛とは僕が愛することを学んだクラブだったということだ」
ファン・サポーターから感謝や労いの言葉が多く寄せられているカイオ。ドイツ発の移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、同選手と長崎の契約は来年1月までだという。フリー移籍の可能性もある中、日本でのプレーを続けるか注目が集まる。