ガンバ大阪ジュビロ磐田などでプレーし、2023シーズン限りで現役引退した遠藤保仁氏(現G大阪コーチ)が、新幹線グリーン車での移動に言及。清水エスパルス所属GK権田修一は、新幹線移動に関する「J1・J2格差」を語っている。

 J1通算672試合出場で103ゴール、J2通算104試合出場で10ゴールという記録を持つ遠藤氏は、今月27日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「ヤットへインタビュー」と題した企画で、「プロサッカー選手になって一番最初に衝撃を受けたこと」を訊かれると、「新幹線、グリーン車で移動するんだっていう。『グリーン車ってこんなに広い?』って思った」と、アウェイゲームにおける移動手段に言及。

 「プレー面ではその都度思っていたと思うけど。まあでも、みんな上手いなと思ったし速いし。(衝撃度合いでは)グリーン車には勝てないでしょ。

グリーン車初めて乗った時は『マジで広いな。何これ?』って思ったからね」と、プロサッカー選手だと実感した出来事について語っている。

 Jリーガーの移動手段に関しては、権田が今月18日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』に出演した時に興味深いコメントを残していた。今季もJ2の舞台で戦う同選手は、MCの東野幸治氏から「J1とJ2で移動手段とか全然違いますか」と訊かれると、「全然違います。J1はグリーン車、J2だと指定席で移動です」と回答。岩尾望氏から「自分でお金を足して、グリーン車に乗ることはないんですか」と突っ込まれると、「僕は(チーム内で)最年長ですけど、そこは逆にチームみんなで一緒に移動するってことを大事に」と、チームを引っ張る選手としての自覚を強調している。

 遠藤氏はキャリアの大半をJ1の舞台で戦ってきたが、G大阪在籍時に1年間、磐田在籍時には現役ラストイヤーも含めて2年半にわたりJ2でプレーしていた。それだけに権田のコメントを踏まえると、元日本代表のレジェンドも新幹線移動の際に指定席に座っていた可能性が考えられる。