ロペスはアヴァイFCやアトレチコ・パラナエンセなどブラジル国内の複数クラブを経て、2016年夏にサンフレッチェ広島へ移籍。
そして2022年2月に武漢から横浜FMへ完全移籍すると、加入1年目の2022シーズンにいきなり2桁得点を挙げ、J1優勝に貢献。翌2023シーズンには22ゴールでJ1得点王に輝くと、今季もここまでリーグ戦全4試合の出場で3ゴールをマーク。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の山東泰山戦でも2試合ともにゴールネットを揺らすなど、ベスト4入りに大きく貢献している。
元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(元ヴィッセル神戸)をはじめ、様々な外国人選手と対戦してきたロペス。ブラジルメディア『O Gol』は今月1日に同選手へのインタビュー記事を掲載している。
これによると、ロペス本人は日本で成功するために必要なこととして「Jリーグでプレーするためには、100%の集中力と準備が必要だ」とメンタリティーの重要性を説いたほか、「ブラジルやヨーロッパ出身の選手で、テクニックとクオリティーだけで十分だと思って日本に来て、Jリーグのレベルの高さに圧倒されて失敗した選手もいる。フィジカル面でも多くのことも求められるハイレベルなリーグなんだよ」と、Jリーグでの失敗例にも言及。
『O Gol』は同選手のコメントをもとにして、「アジアでのプレー経験が豊富なロペスは、Jリーグのレベルの高さを強調した。彼にとって、日本周辺の国々のリーグは、フィジカル面、テクニック面のレベルが低い」と綴っている。
また、ロペスはJリーグ挑戦の経緯も説明。「2016年、僕はアトレチコ・パラナエンセにいたけど、自分の居場所がほとんどないと分かっていた。