日本代表OBの大久保嘉人氏が、今月16日に行われるAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選グループステージ初戦(対U23中国代表)のU23日本代表スタメンを予想。FW佐藤恵允(ブレーメン)とFW山田楓喜(東京ヴェルディ)の両サイドアタッカーに期待を寄せている。


 北京五輪の日本代表メンバーである大久保氏は、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月15日配信開始の「やべっちスタジアム」に出演した際、中国戦を展望。「森保ジャパンと同じように、ボールを奪ってからの素早いショートカウンターとサイド攻撃が持ち味」という大岩ジャパンの特徴を体現する上で、佐藤と山田の役割が重要になるとの見解を示している。

 2選手をキーマンに挙げた大久保氏は、佐藤のドリブル突破や球際の強い守備に触れると、「大学からJリーグを経由せず、直接ドイツのクラブへ行くなど、ギラギラした部分に好感を持てる」と、昨年夏に明治大学からブレーメンU23へ加入した同選手のメンタリティを称賛。

 つづけて「セットプレーで日本にとって大きな武器になる。セットプレーは非常に重要な得点源となる」として、山田が精度の高い左足から放つフリーキックを強調した上で、「両サイドアタッカーの攻撃が、パリ五輪出場権獲得のカギを握る」と私見を述べている。

 さらに同氏は先月26日開催の国際親善試合(対U23ウクライナ代表)を解説した時の感想として、「小久保のプレーは安定していた」と語るなど、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)にも期待を寄せた。


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大久保氏の中国戦スタメン予想

FW

佐藤恵允、藤尾翔太、山田楓喜

MF

松木玖生、藤田譲瑠チマ、山本理仁

DF

大畑歩夢、木村誠二、西尾隆矢、半田陸

GK

小久保玲央ブライアン

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