ユベントス(イタリア1部)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するフランス代表FWアントニー・マルシャル(28)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が伝えた。


 今季のセリエAで3位に位置するユベントスは来季に向けて攻撃強化を画策しており、日本代表MF鎌田大地も所属するラツィオと今季限りで契約満了を迎えるブラジル代表MFフェリペ・アンデルソンの獲得を標榜。個人合意に迫っているとの報道もあったが、15日にパルメイラス(ブラジル1部)と契約を結んだことが発表されている。

 そのため、代替案としてユベントスは今季限りでユナイテッドと契約満了を迎えることからフリートランスファーで移籍するとの見方が強まっているマルシャルに注目している模様。ただ、フランス代表FWは年俸600万ユーロを受け取っており、ユベントスにとってはこれは高すぎる金額だという。

 また、マルシャルにはインテル(イタリア1部)やトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)も目を光らせていることから争奪戦が待ち受けているようだ。

 オリンピック・リヨンでプロキャリアをスタートさせたマルシャルは、モナコでのプレーを経て2015年夏にユナイテッド入り。
2022年1月から半年間はセビージャへのレンタル移籍を経験すると、今季はここまでプレミアリーグ13試合に出場して1ゴールの成績とどまっており、12月中旬からは出場機会がない。