ヴェルディは日本クラブユース選手権関東大会のグループステージでQUON FD、FC MAKUHARI、町田と同居。21日に敵地で行われたグループステージ初戦で町田と対戦したが、キックオフ2分後に先制ゴールを許すと、前半のみで15失点。後半にも12点を奪われ、勝ち点0という結果に終わった。
サッカーの試合ではあまり見ないスコアであるだけに、X(旧ツイッター)上では「何がおきた?」「ギネス記録?」といった驚きの声が挙がっている。そんな中、町田戦でGKを務めていた選手が「この試合は高校3年生が3人、2年生が1人、それ以外は1年生と中学3年生が出場しており、すでに前半から0-14と大差をつけられていた(町田公式サイトの記録では0-15)。後半はもう守っても意味がないということで1点でも取りに行こうということになりこうなりました」とメンバー構成や大差をつけられた理由を明かしている。
また当該選手は「本当に惨めで情けない。しかし後半給水でこれ以上失点しても変わらないから点を取りに行こうと決めてから15分は攻守ともに悪くなくみんなが体を張っていた そこは続けていきたい。 後はスタミナ無さすぎて最後バテて終わったのが残念だ」と、悔しさをあらわに。
「ユースが11人揃ってない。CBは旧3年が卒団してできるやつがいない。GKもとある事情でCFで身長165しかない自分がやってる。
こうした投稿には、サッカーファンから励ましのメッセージが数多く寄せられている。それだけに当該選手は「いいねや応援のコメントありがとうございます!もらったコメントは選手たちと共有して『応援してくれる人がいる次こそ勝って良い報告をしよう』と伝えました! 本当にありがとうございます」と感謝の思いを伝えた。
日本クラブユース選手権関東大会には、水戸ホーリーホックや湘南ベルマーレ、町田など、Jリーグクラブの下部組織も含めて計42チームが参加。3,4チーム制によるグループステージを戦っているが、各グループ1位の11チームと、2位のうちの上位8チームがノックアウトステージへ進出するというレギュレーションだ。