インターネット動画配信サービス『DAZN』は今月10日、2024年にサッカーなどスポーツコンテンツの現場でリポートやインタビュー活動を行う「DAZNガールズ」のメンバー6名を公式発表。しかし3年連続となる月額料金値上げやコンテンツ内での広告増加もあり、11日の明治安田J1リーグ第13節FC東京柏レイソルでのお披露目を前に、ネット上ではDAZN批判が相次いでいる。


 DAZNは今年3月に「DAZNガールズ」のオーディションを開催。1000名以上が応募する中、動画アプリ『ミクチャ』でのライブ配信と動画投稿での獲得ポイントによる審査で10目に絞られた後、最終面接審査を経て、KIMIKA、MAO、MOMO、MONA、NICO、SHIONの6名が就任している。

 一方、DAZNは過去にプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、UEFAヨーロッパリーグ(EL)などの放映権を次々と手放したことで注目を集めたほか、3年連続となる月額料金値上げやコンテンツ内での広告増加でも話題に。海外メディア『スポーツビジネス』が今月9日に報じたところによると、FAカップの放映権についても2024/25シーズン限りで失うとのこと。2025/26シーズン以降は有料動画配信サービス『U-NEXT』で配信されるという。

 そんな中での「DAZNガールズ」発足に、ファン・サポーターからは「スポーツ見たくて金払ってるのに、DAZNガールズとか言われても…」「お金の使い方が間違っている」「DAZNガールズにお金かけるならば、月額料金の値上げをやめてほしい」「広告、何とかならないのか」「純粋にサッカーコンテンツをもっと充実させて」「来年も値上げしそう」といった否定的な声が。
一部では退会手続きを巡るトラブルも報告されているだけに、「DAZNカスタマーサポートの改善が先」という指摘も見受けられる。

 またDAZN制作番組の「内田篤人のフットボール・タイム」に元日向坂46の影山優佳さんが出演していただけに「DAZNガールズだったら、影山優佳さんで良い」「影山さんの出演回数を増やして」といった意見も。ただ一方で、一部のSNSユーザーは「DAZNガールズ、DAZN本体に対するヘイトを浴びまくっててかわいそう」などとメンバー6名を思いやっている。