2016年夏から5シーズンにわたりマルセイユでプレーしていた酒井。右サイドバックのレギュラーとして活躍する中、2019年1月からおよそ半年にわたりバロテッリとともにリーグアンの舞台で戦っていた。
そんな酒井は、今年4月に徳島ヴォルティスで現役引退した島川俊郎氏と対談。浦和離脱発表前日の23日に、同氏のYouTubeチャンネルで対談の様子が公開されているが、「今まで一緒にプレーして一番凄かった選手」を訊かれると、バロテッリの名前を挙げた上で以下のように語っている。
「バロテッリは凄かったし、カッコイイ。”ザ・男”という感じ。悪い記事ばかり出ていたけど、ジャイアンみたいな存在。いたずら好きだし、仲間思い。仲間は全力で守る。僕にめちゃくちゃ優しくしてくれたし、色々な人に仲良くして、愛されていた」
「酒・タバコ・女というイメージがあるかもしれないけど、ピッチ上では誰よりも存在感があった。フリーキックも上手いし、技術も半端ない。サッカーセンスが凄い。
かつてインテル、マンチェスター・シティ、リバプールなどでプレーし、ミラン時代にはMF本田圭佑(無所属)とチームメイトだったバロテッリ。ピッチ外の出来事もクローズアップされただけに、メディアの犠牲になった選手のひとりと言えるかもしれない。