7月10日に行われた天皇杯3回戦では千葉がFC東京を2-1で下し4回戦へと駒を進めた。
「チーム全体として、もっとチャレンジャー精神むき出しで食らいついていくことが大切だと再確認しました。失点後の声かけやジェスチャーの部分をより求め合ってもいいし、もっと熱量を高くしてもいい。ただ、人は誰かの言葉で動くかというと、そんなに簡単じゃないとも思います。もっと内側から湧き出すものがないと自分(自身)には勝てないですし、全員が『俺がやるんだ』という気持ちを持つことでチームの熱は上がる。声かけはもちろん大事ですが、まずは自分自身でメンタルコントロールできるようになるべきだと思います」と選手個人の意識改革を訴える。
「天皇杯と熊本戦では、相手チームの置かれている状況や立ち位置はもちろん違う。それでも自分たちはチャレンジャーとしてのメンタリティーを変わらずに持ち続ける必要がありますし、それを続けなければチームに勢いは生まれない」
FC東京戦は千葉にとって自信になる試合だった。だからこそ、その勝利に甘んじることなく「チャレンジャーとしての戦い」を熊本戦でも継続できるかが、昇格を狙う上で重要となるだろう。