フランス紙『パリジャン』が26日に報じたところによると、ジーコ氏はブラジル大使としてパリ五輪視察のため現地入り。
ジーコ氏はJリーグ創設期の1990年代に鹿島(旧住友金属)で活躍。日韓W杯後にフィリップ・トルシエの後任として日本代表の監督に就任すると、中田英寿氏や福西崇史氏ら、タレントを多く擁する中でドイツW杯に参戦した。また日本代表監督退任後は、トルコ1部フェネルバフチェ、ロシア1部CSKAモスクワなど複数クラブを率いたほか、2018年7月にテクニカルディレクターとして鹿島へ復帰。健康面の問題もあり、2022シーズン以降はクラブアドバイザーとして母国ブラジルから古巣を支援。複数回にわたり来日している。
フランスでは、26日に高速鉄道TGVの複数路線で放火・破壊行為があり、ダイヤが大幅に乱れるなど影響が出ている。パリ五輪開幕を前に、複数の事件が発生するなど、治安の悪化が懸念される。