この夏にベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)からパルマへ完全移籍した鈴木。アビスパ福岡元指揮官でもあるファビオ・ペッキア監督から高く評価される中、フィオレンティーナ戦では敵陣左サイドへロングフィードから先制ゴールを演出した。
しかし1-0で迎えた72分、自陣左サイドでボールをキャッチした際、身体を投げ出した際の勢いで滑り、上半身がペナルティエリアの外側へ。ハンドをとられると、直後にDFクリスティアーノ・ビラーギの直接フリーキックから失点している。
パルマOBのマルコ・バロッタ氏は20日、イタリアメディア『スタディオ・タルディーニ』のインタビューに対応。古巣がフィオレンティーナ戦で引き分けたことについて「うまくいったが、もっと良くなったかもしれない。それでも良い印象を受けた」と評すると、日本代表GKについて、以下のように語っている。
「鈴木は良い選手だと思う。守備面で統率しているし、ボールを扱うのも上手い。素晴らしい新戦力で信頼できるGKのように見えるが、まだ判断を下すのは時期尚早だ。(フィオレンティーナ戦の)失点シーンについては、ビラーギがうまかった。鈴木はもっと良いプレーができたかもしれないが、簡単にセーブできるようなシュートではなかった」
一方、パルマの専門サイト『パルマ・ライブ』は失点直前の対応について「鈴木は自信過剰だった」と酷評。