鹿島アントラーズ、ベルギー1部サークル・ブルッヘで絶対的ストライカーとして活躍していた上田は、2023年8月にフェイエノールトへ加入も、シーズン通してヒメネスの控えに。リーグ戦で5試合のスタメン出場にとどまったが、それでもシーズン終盤に3試合つづけてゴールを挙げ、5月のクラブ月間MVPに選出されていた。
8月5日開催のオランダスーパーカップで1アシストと、今季も好調な滑り出しを見せていた上田だが、リーグ戦ではここまで全3試合で途中出場。オランダメディア『FCアップデート』は「上田はフェイエノールトのサポーターを失望させた。彼はフェイエノールトに加入してから、良い印象を残せていない。スパルタ戦でも結果を残せなかった」と酷評している。
またスパルタ戦でのパフォーマンスについては「試合終了12分前からプレーしたが、ゴール前にあまり顔を出さなかった。ゴールチャンスは一度だけあったが、完全にシュートを打ち間違えた」とリポート。日本代表ストライカーに対するSNS上での否定的な投稿を紹介しているが、フェイエノールトに同選手の放出を求める意見が相次いでいるという。
9月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選にむけて、日本代表への招集が濃厚とみられる上田。フェイエノールトとは対照的に、代表チームでは現時点で絶対的ストライカーという立場だ。