フィオレンティーナ下部組織出身のキエーザは、2020年夏にユベントスへ完全移籍すると、加入初年度からレギュラーとして活躍。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、日本代表MF遠藤航が在籍しているリバプールは今季から指揮を執るチアゴ・モッタ監督の構想から外れているキエーザの獲得に向けて、移籍金1300万ユーロ(約20億8000万円)にボーナスという条件でユベントスとクラブ間合意に達したようだ。
また、イタリア代表FWはリバプールと4年契約を結ぶとのこと。現地時間28日中にリバプールへ赴く予定で、空港でインタビューに応じた際は「とても幸せだ。リバプールの選手になるのが待ちきれないね。僕も家族も本当に幸せだ。ユベントスとファンの皆さんに感謝している。彼らはいつも僕にとって特別な存在だった」と語っていたという。
なお、ユルゲン・クロップ前監督が昨季限りで退任すると、後任としてフェイエノールト(オランダ1部)からアルネ・スロット監督を招へいしたリバプールは、ここまで補強なしの状況だったが、プレミアリーグでは開幕から2連勝を達成している。