9月28日のJ1第32節で町田を下したものの、その後はリーグ戦で1勝3敗と足踏み状態の広島。浦和戦では前半45分に先制ゴールを許すと、後半にも2失点。攻撃陣はボール支配率62%でシュート29本を放ったものの、ゴールを奪えず。リーグ戦3連敗で、首位神戸との勝ち点差が3に広がった。
Jリーグ公式サイトには、浦和戦後のスキッベ監督のコメントが掲載。これによると、指揮官は「今日の前半に関しては、本当にファンタスティックな素晴らしいゲームをしたと思っています。たくさんチャンスを作ることができたのですけど、ここ数週間と同じようにそれをゴールにつなげることができませんでした」と、試合を総括したとのこと。
「前半に得点できなかったことが大きかったと思います。チャンスを決めるところをどう考えればいいでしょうか?」という質問に対して、「大橋(祐紀)がいなくなったことが一番大きいと思います。彼はシーズンの半分ぐらいしかいませんでしたけど、(リーグ戦とルヴァンカップを合わせて)15点を取るようなストライカーでした。その穴をいまだに埋め切れていないと考えています」と答えたといい、同様の内容が一部メディアでも報じられている。
すると広島の松尾喜文コーチが11日にXを更新。
リーグ戦残り2試合で、依然としてJ1優勝の可能性を残している広島。指揮官の考えを熟知するクラブ関係者には、タイトル獲得に向けてファン・サポーターやスポンサー等と一致団結したいという思いが強いかもしれない。