同選手はベルギー、デンマーク、中国でプレーした後、2015年2月に清水へ移籍。広島時代の2016シーズンに19ゴールでJ1得点王のタイトルを獲得するなど、絶対的ストライカーとして日本で多くの実績を残してきた。
2018年には一度デンマークへ戻ったが、同年6月に徳島へ移籍し、再びJリーグに活躍の場を求めたウタカ。甲府在籍時の2019シーズンにはJ2リーグ40試合の出場で20ゴールと、今度はJ2得点王に。2020年から3シーズンにわたり所属していた京都では、リーグ戦通算109試合の出場で52ゴールを挙げると、2023年の甲府復帰後も決定力が衰えていないことをアピール。今季はリーグ戦34試合の出場で8ゴールを奪ったが、11月15日に契約満了がリリースされている。
デンマーク紙『Tipsbladet』で12月6日に公開されたインタビュー記事によると、ウタカは「すでに複数オファーが届いている。ヨーロッパのクラブからの関心はないので、再びアジアでプレーすることになるだろう。アジア、日本で新天地を見つけるのがそれほど難しくないといいのだが…」と自身の去就に言及。
その上で、「肉体的にも精神的にもまだ良い状態なので、その気になれば、おそらくあと数年はプレーできるよ。2024シーズンはほぼ全ての試合でピッチに立ったしね」などと、現役続行を明言した。
J1通算115試合出場45ゴール、J2通算212試合出場89ゴールと、Jリーグ通算150ゴール達成の可能性を残しているウタカ。