現在28歳の同選手は、2024シーズンのJ2リーグ戦32試合のスタメン出場で8ゴールをマーク。買い取りオプションの設定額が150万ドル(約2億2000万円)とみられるなか、サントスの専門サイト『Diario do Peixe』は2024年11月末の時点で「彼は清水に感謝しているが、清水に戻ることは考えていない。より競争力のあるプロジェクトを期待している」と報道。横浜F・マリノスやセレッソ大阪など、Jリーグ他クラブからの関心も報じられたが、サントスへ復帰している。
ただ2025シーズンは、開幕戦でスタメン出場もノーゴールと結果を残せず。その後は2試合つづけて途中出場と控え要員になると、Jリーグの情報を専門に扱う海外アカウント『Jリーグインサイダー・ブラジル』は「サントスに復帰した今、彼のパフォーマンスは低調だ」などと伝えている。
そんななか、ブラジルメディア『Atencao, Vascainos』は28日に「ヴァスコ・ダ・ガマがルーカスの獲得を目指している」「ヴァスコ・ダ・ガマのカリーレ監督は、ルーカスのパフォーマンスを気に入っている」とリポート。
これによると、ヴァスコ・ダ・ガマやECヴィトーリアがルーカスの争奪戦を繰り広げており、すでにサントスへオファーを提示。記事では「サントスとルーカスの契約期間は4月末まで」と綴られている。サントス復帰後、早くも序列低下があらわになっているが、2019年にサントスで指導を受けていた恩師カリーレと再会することはあるのだろうか。