現在27歳のウォンコーンは、身長167cmで右利きのサイドアタッカー。タイ1部サムットプラーカーン・シティFC在籍時に2桁アシストをマークするなど、石井監督のもとでブレイクし、清水、鹿島アントラーズ、V・ファーレン長崎、モンテディオ山形からの関心がタイ国内で報じられたことは記憶に新しい。
2022年にサムットプラーカーンからパトゥムへ完全移籍したほか、ムアントン・ユナイテッド在籍時の2023年6月にパートナーシップ提携先である浦和レッズのトレーニングに参加したウォンコーン。2024年夏にムアントンからパトゥムへ復帰したが、わずか半年でC大阪へ移籍している。
タイのサッカー系YouTubeチャンネル『Bubble Way』で2月1日に公開された動画では、ウォンコーン本人が出演。C大阪への移籍やJリーグでのプレーについて多くを語っているが、その中で同選手は「アーサー・パパス監督は右サイドでプレーしている僕の姿を見ていた。彼がブリーラム・ユナイテッドを率いていた時の話だけど、その試合で僕は1ゴール1アシストをマークして、監督もその時のことを覚えていたんだ」とコメント。
現C大阪指揮官との関係性に言及すると、「最初の期限付き移籍期間は6カ月だが、僕とパパス監督が同意すれば、さらに6カ月延長するオプションがある。2025シーズンの最後までこのクラブでプレーできるかもしれない。その後に新しい契約について話し合うことになる」と語った。
インタビューで「パパス監督は各ポジションに2人ずつ配置する考えだ。僕と同じポジションにいるのは、ルーカス・フェルナンデスのみ」と、ポジション争いにも言及したウォンコーン。