ジェルマンは2月9日開催のウェスタン・ユナイテッド戦で、判定を不服として卑猥なジェスチャーで審判を侮辱。AAP通信が17日に伝えたところによると、オーストラリアサッカー連盟(FFA)は同選手に2試合の出場停止が科し、選手本人はFFAの聴聞会に出席する予定だったが、マッカーサーFCは一転してFFAの処分を受け入れ。選手サイドと話し合った末、契約解除で合意に達している。
またAAP通信は「ジェルマンは日本国内クラブからのオファーに応じる予定だ」と報道。本人は19日、報道番組『10 News First Sydney』のインタビューで「そろそろ35歳になる僕が、このようなチャンスを断ることができるのか?」などと、Jリーグ移籍の可能性を認めている。
日本行きが濃厚とみられるなか、ジェルマンは21日にインスタグラムを更新。マッカーサーFCのユニフォームを身にまとう自身の姿をアップすると、同クラブのファン・サポーター、チームメイト、関係者等に感謝の思いを伝えた上で、こう綴っている。
「この経験は永遠に僕たちの心の中に残り続ける。次男はここで生まれ、長男はここにいる間に多くのことを学び、成長した。シドニーとオーストラリアは、いつまでも僕たちの物語の一部だ。愛してるよ、オーストラリア。愛してるよ、シドニー」
シドニー、オーストラリアを離れることを明かしただけに、海外移籍が確実とみられるほか、ネット上ではJリーグ移籍間近という見方が広まっている。
なお、ジェルマンは2月17日時点で広島のセハット・ウマルコーチと相互フォロー。ネット上では、広島加入を予想する声が挙がっているが、本人はインタビューで移籍先のクラブ名を明かしていない。
また2023年10月末にはフランスメディア『actu』のインタビューで、ファヒド・ベン・ハルファラー氏との接触でマッカーサーFC移籍を勧められたことを告白。同氏が広島所属MFトルガイ・アルスランの代理人を務めているだけに、広島移籍を期待する声が挙がっている。