シンガポール紙『ストレート・タイムズ』は7日に「広島はセーラーズ戦で出場資格のない選手を起用したため、AFC(アジアサッカー連盟)から罰則を受ける可能性がある」とリポート。69分からピッチに立ち、74分にゴールを決めたジェルマンについて「3試合の出場停止処分を受けているため、セーラーズ戦に出場できないはずだ」と主張している。
またAFCはすでにジェルマンの出場について調査を開始。AFCの規定では、「出場停止処分は、同じカテゴリーの大陸大会における、対象選手の移籍先クラブの公式戦に持ち越される」と定められているが、ACL2も対象とのこと。AFCがジェルマンの出場を規定違反とみなした場合、1stレグは没収試合扱いとなり、スコアは「6-1」から「0-3」に変更される。
ジェルマンはマッカーサーFC在籍時の2024年2月、AFCカップ(ACL2の前進)セントラルコースト・マリナーズ戦後に相手選手へ平手打ちを見舞ったとして、AFCから3試合の出場停止処分を科されていた。この出場停止処分が消化されていないだけに、対戦相手国のメディアから指摘を受けている。