この試合では、札幌にイエローカード3枚、徳島にイエローカード4枚が提示されたほか、86分にはDF青木駿人(徳島)が一発退場。計8枚のイエローカードが飛ぶ乱戦となったが、カードの枚数等をもとに、俵主審のゲームコントロール能力を疑問視する声が湧き起こっている。
また、62分にはボールを貰ったバルセロスに対して西野が身体を寄せると、バルセロスは倒れ込む際に左足裏で西野のひざ付近を蹴る格好に。俵主審がホイッスルを吹いた直後、岩政監督からベンチから飛び出し、バルセロスに詰め寄ると、両チームの選手やコーチングスタッフが入り乱れるなど、乱闘騒ぎに発展している。
Xでは、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像から当該シーンを切り取った動画が拡散。バルセロスのファウルが悪質なものだという意見が上がっているほか、同選手に対してイエローカードを提示した俵主審のジャッジに対する批判も噴出。退場処分が妥当との意見が相次いでいるほか、J2リーグ戦でのVAR(ビデオアシスタントレフェリー)導入を求めるコメントも散見されている。
なお、俵氏は2025シーズンJ2リーグ戦のRB大宮アルディージャ対ヴァンフォーレ甲府、モンテディオ山形対ブラウブリッツ秋田、愛媛FC対大分トリニータの3試合で主審を担当。YBCルヴァンカップのカターレ富山対ジェフユナイテッド千葉でも笛を吹いていた。