かつて鹿島アントラーズに在籍していたMFディエゴ・ピトゥカは現在、FWネイマールやMFジョアン・シミッチ(元名古屋グランパス、川崎フロンターレ所属)らとともに、ブラジル1部サントスでプレー。現地メディアが同選手の現状や、Jリーグ再挑戦の可能性について報じている。


 ブラジルメディア『ge』は4月13日、同選手の現状について「彼は2025シーズン序盤にパフォーマンスを低下させている」とリポート。2024シーズンとは異なり、控え要員に甘んじている現状を伝えたほか、「彼はSNSで不満を爆発させた」「まだサントスでハードワークを続けている」などと綴っている。

 また、2025年3月に報じられたJリーグ移籍の可能性について「サントスでの将来が定まらない中、日本国内クラブから問い合わせがあった。しかし、サントスに正式オファーは届かなかった」と伝えている。

 サントスとの契約を2027年12月まで残しているピトゥカは、復帰1年目の2024シーズンに、ファビオ・カリーレ監督のもとでシミッチとともに中盤センターの主力選手として活躍。クラブの1部復帰に大きく貢献したが、2025シーズンのサンパウロ州選手権では、14試合中6試合でスタメン出場と序列低下が顕著だ。

 また、3月末開幕のブラジル1部リーグ戦でも、開幕から2試合つづけて途中出場と、主力選手という立ち位置にはない模様。第3節でシミッチとのダブルボランチコンビでスタメン出場したとはいえ、同選手の今後に注目が集まりそうだ。
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