J1ヴィッセル神戸の主力選手で元日本代表のDF酒井高徳と、実弟で元Jリーガーの酒井高聖(2022年引退)が、兄弟で立ち上げた神戸で人気を集めているカフェ「Alster&Garten(アルスターガーテン)」に新たな動きがあった。4月16日に酒井兄弟は、5月7日に神戸三宮に2号店をオープンすることを自身のインスタグラムで発表している。


 2号店の店舗は神戸サウナ&スパのビル1階に構え、店名は「ecke(エッケ)」。ドイツ語で「角」を意味する言葉で、気軽に立ち寄れる街角のスタンドを目指すとしている。営業時間は7時30分から21時までの予定となっており、通勤途中やサウナの前後、ちょっとしたブレイクタイムなど、日常のあらゆる場面に寄り添う空間づくりを意識しているようだ。

 1号店の「Alster&Garten」は、2022年11月に神戸市東灘区御影の山手幹線沿いにオープン。高徳の「一緒にカフェをやらないか」という一言をきっかけに、高聖が引退後に開業した。店名は、兄弟がともにプレーした経験を持つドイツ、ハンブルクのアルスター湖に由来。神戸の選手やサポーターが多く訪れ、試合のある週末には遠方からも客が足を運ぶことが定着している。

 サッカーファンを中心に親しまれてきた1号店に続き、三宮に新しい店ができることで、またひとつサッカーを通じて人が集まる場所が誕生する。「ecke」がどんなふうに街に馴染み、ファンや地域の人たちに親しまれていくのか、オープンが楽しみだ。
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