5シーズンぶりの優勝を目指したユベントスはシーズン前にブラジル代表MFドウグラス・ルイスやオランダ代表MFトゥーン・コープマイネルスなど大型補強を敢行。だが、シーズン途中にチアゴ・モッタ監督を解任するなど、リーグ戦では4位に位置しており、首位のインテル(イタリア1部)とも12ポイント差となっている。
ユベントスはセリエA9連覇をした際は多くのイタリア代表選手が在籍していた。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、今夏に数人のイタリア人選手をチームに加えたいと考えており、そのターゲットとなっているのがニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(24)だという。
トナーリは2023年夏にミラン(イタリア1部)からニューカッスルへ加入。初年度の昨季は賭博違反で10ヶ月の出場停止処分を受けたが、今季は豊富な運動量と高水準のパス精度を武器にここまでの公式戦39試合に出場して5ゴール3アシストを記録しており、クラブのタイトル獲得にも貢献した。
そのトナーリはニューカッスルと2028年夏まで契約を残しており、移籍金6000万ユーロ~7000万ユーロ(約97億2,000万円~約113億4,000万円)に見積もられているとのこと。ユベントスはすでに今夏に向けて動き出しているようだが、理想通りの補強プランを進めることはできるのだろうか。