特に批判を集めているのが、横浜FMの指揮官スティーブ・ホランド監督の試合後記者会見のコメントだ。「前半で試合が終わっていれば勝利」「9日の川崎フロンターレ戦(3-3)も30秒早く終わっていれば勝てた」といった“たられば”発言が指摘されている。
さらに、選手交代に関する姿勢にも疑問が集中した。ホランド監督は「良いプレーをしている選手を下げるわけにはいかない」と説明したが、疲労や展開に応じた交代が見られなかった点について厳しい意見が多く上がった。
また、得点時に選手が横浜FMベンチのパトリック・キスノーボヘッドコーチのもとへ駆け寄る姿が映し出されたことで、「すでにチーム内で信頼が薄れているのではないか」との見方も出ている。
ネット上では早くも後任監督候補の名前が取り沙汰されている。戦術の不安定さと試合終盤の失速を繰り返す現状に、サポーターの忍耐は限界に近づいているのかもしれない。