リバプール(イングランド1部)は20日に行われたプレミアリーグ第33節でレスター・シティ(同1部)と対戦。攻め続けながらもなかなかゴールが奪えなかったリバプールだが、76分に復帰したばかりのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが決勝ゴールを記録して1-0で勝利を収めた。


 5シーズンぶりのプレミアリーグ制覇に大手をかけたリバプールだが、この試合で決勝点を記録したアレクサンダー=アーノルドは今季限りで契約満了に。レアル・マドリード移籍の可能性が盛んに取り沙汰されているなかで、同選手は試合後のインタビューで注目されている去就についてのコメントをイギリス『BBC』が伝えている。

 「今シーズンはすっと、自分の状況については話さないと言ってきた。詳細については触れない。でも、こういった日はいつでも特別だ。ゴールを決めるこど、試合に出場すること、試合に勝つこと、タイトルを獲得すること。僕にとっては特別な瞬間で、自分の役割を果たせて嬉しい」

 リバプール下部組織出身で2016年夏にトップチーム昇格を果たしたアレクサンダー=アーノルドは守備面でこそ問題を抱えているものの、正確なキック精度を武器に右サイドバックのレギュラーに君臨。今季は負傷離脱がありながらも、ここまでプレミアリーグ29試合に出場して3ゴール6アシストの数字を残している。

 なお、リバプールは今季限りで契約満了を迎える予定だったエジプト代表FWモハメド・サラーとオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの攻守の要である両選手との契約延長には成功している。
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