FC東京のファウル数が21、イエローカード枚数が4であるのに対して、C大阪のファウル数が5、イエローカード枚数がゼロと、対照的なスタッツとなった一戦。安斎は前半15分にイエローカードを貰うと、同22分に左サイドでFW北野颯太(C大阪)と接触。北野に足を掛ける形で倒すと、C大阪の複数選手が山本主審に対してカードの対象だと主張。しかし、主審は安斎に注意を与えるのみだった。
この山本主審のジャッジに対しては、C大阪サポーター等から異論が噴出。危険なプレーだとして、2枚目のイエローカードにより退場が妥当との意見が相次いでいる。
また、前半45分にイエローカードを貰った佐藤は後半、相手選手に対してスライディングタックル。このシーンでも、山本主審は佐藤に対してイエローカードを提示しなかったが、このジャッジに対しても同様に退場が妥当とのコメントが沸き起こっているほか、山本主審に対する批判が止まない状況だ。
くわえて微妙な判定の中で、VAR介入の対象でないシーンがあったにもかかわらず、山下審判員に対する攻撃的なメッセージも噴出。山本主審の物議を醸すようなジャッジの責任が、山下氏にもあるとの意見があがっているほか、山下、山本両審判員を降格処分とするよう求める意見も相次いでいる。
過去のJリーグ公式戦でも、一部ジャッジで周囲から批判を浴びていた山下、山本両審判員。