0-0で迎えた前半44分、垣田は自陣からの浮き球のパスに反応。舘と競り合いながら、ボールを収めると、ペナルティエリアからの浮き球のシュートでゴールネットを揺らした。
柏が先制ゴールを奪ったと思われたが、直後にVARが介入。舘との競り合いで垣田にハンドがあったとして、大橋主審がオンフィールドレビュー(OFR)の末に判定すると、ピッチサイドでリカルド・ロドリゲス監督が判定に対する不満を爆発させている。
Xでは、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像から当該シーンを切り取った動画が拡散。両選手が競り合う際、舘が垣田の左肩を右手で引っ張っているように見えるほか、ボールが垣田の肩に当たっているようにも見える。
それだけに、ネット上では垣田のゴールが妥当だとして、誤審の可能性を指摘する声が噴出。大橋主審やVAR担当の谷本氏に対する批判が相次いでいるほか、両審判員の割り当て停止や降格処分を求める声もあがるなど、ハンドの判定を巡る論争が収まる気配はない。
映像を見る限り、ボールは明らかに垣田の左肩に当たっているだけに、ハンドという判定に不満をあらわにする柏側のリアクションは理解できる。この一件について、JFA審判委員会がどのような見解を示すのか興味深い。