マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は20日に行われたプレミアリーグ第33節でウルバーハンプトン・ワンダラーズ(同1部)と対戦。0-1で敗れてクラブワーストを更新するリーグ15敗目を喫するなど、不調から抜け出せない状況が続いている。


 イギリス『デイリー・メール』によれば、得点力不足に苦しんでいるユナイテッドはウルバーハンプトンでプレーするブラジル代表FWマテウス・クーニャ(25)の獲得を標榜。ユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督は同選手の多彩さなどを評価しているという。

 ブラジル代表として13キャップを誇るクーニャは2022年12月にアトレティコ・マドリード(スペイン1部)からウルブスへ移籍。今季は鋭いドリブル突破やチャンスメイク能力の高さなどを武器にここまでのプレミアリーグ28試合で14ゴール4アシストを記録している。

 そのクーニャはウルブスと2029年夏まで契約を結んでいるなかで、契約解除金が6250万ポンド(約118億円)に設定されているとのこと。ユナイテッドは利益と持続可能性規則(PSR)の枠内にまだ余裕がある来月までに契約条件を整えることを希望しているようだ。

 なお、今夏のステップアップを示唆したクーニャにはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)も関心を示しているという。しかし、ブラジル代表FWは再建を目指すユナイテッドで重要な役割を担うことに心動かされており、合意に近づいているようだ。
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