神戸OB橋本英郎氏の公式YouTubeチャンネルでは、4月22日に同氏と扇原の対談動画が公開。セレッソ大阪、名古屋グランパスと渡り歩き、2017年から横浜FMでプレーしていた扇原は、横浜FMでの2019シーズンを「怪我から復帰した後もすぐ試合に出させてもらったし、その勢いのまま優勝できた。(その時点で移籍は)まだ全然考えていなかった」と回顧。2020シーズンに関しても、横浜FM退団を検討していなかったことを明かした。
その上で、橋本氏から横浜FM退団の理由を訊かれると、「難しいですね。アンジェ・ポステコグルー監督がいなくなって、ケヴィン・マスカット監督が来て。そのタイミングで僕も30歳で。マリノスの2018~21年は、ポステコグルー監督のもと、アタッキングフットボールと掲げたサッカーをやって、マリノスのサッカーは体に染み込んでいるけど、違うチームで自分がどれだけできるのかなと感じ始めた」とコメント。その上で、横浜FMに対する特別な思いや神戸の魅力を語っている。
「年齢も重ねて、もうワンチャンレンジしたいというのと、例えばマリノスでもう少し年齢を重ねてクビになるのは嫌だなとか、最後クビになって退団する、移籍金ゼロで退団するとか、マリノスのことを嫌いになって退団するのが嫌だった」
「まだマリノスと契約が残っているタイミングで神戸からオファーをいただいた。神戸もすごく魅力的なチームで、チャンレンジするならば凄い絶好のチームだと。当時イニエスタもいたし、酒井高徳など近い年代で代表を引っ張ってきた選手たちとプレーするのは、自分にとってプラスだろうなと」
横浜FMから神戸移籍に至るまでの自身の心境を振り返った扇原。