かつてセレッソ大阪やファジアーノ岡山に在籍していたブラジル人FWリカルド・サントスは現在、タイ1部ウタイターニーFCでプレー。2024/25シーズン限りでの現役引退が海外で報じられている。


 現在38歳のサントスは、2007年から5年以上にわたりユールゴーデンIFやオートヴィーダベリなど北欧の複数クラブでプレー。中国の貴州人和を経て、2016年にC大阪へ加入すると、来日1年目はリーグ戦32試合の出場で5ゴールと、J1昇格に貢献。しかし2017シーズンはリーグ戦で9試合の出場にとどまった。

 2018年もC大阪との契約更新に合意も、プレシーズン期間中の左手骨折で長期離脱。同年4月に岡山へ移籍したが、J2リーグ戦15試合の出場でノーゴールという結果に終わり、わずか1年で岡山を退団した。

 岡山退団後の2019年以降は、タイ国内でプレーしていたサントス。ウタイターニーFCには2021年から在籍しているが、2022/23シーズンのタイ1部リーグで28ゴール13アシストを挙げるなど、絶対的ストライカ-として活躍。2024/25シーズンもここまでリーグ戦27試合の出場で7ゴール1アシストをマークしていた。

 しかし、スウェーデンメディア『Fotbolldirekt』が4月22日に報じたところによると、同選手は2024/25シーズン限りでの現役引退を決断。27日のシーズン最終戦がラストマッチになるというが、引退理由については報じられていない。
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