ランスの専門サイト『ランスVDT』が4月23日に伝えたところによると、伊東はクラブが残留争いに巻き込まれている要因について、「理由はたくさんありますね。攻撃陣が機能しないですし、守備も弱い。冬の移籍ウィンドウでは、僕たちにとって重要な選手が2人も退団しましたし、これが痛かったです。今のチームには、若い選手も多いですしね」とコメント。これを受けて、同メディアは「これが、ここ数ヶ月にわたり伊東のパフォーマンスがかなり期待外れだった理由かもしれない。彼は苛立っているようだ」と、同選手の心中を察している。
また、伊東は4月20日のリーグアン・トゥールーズ戦を前に行われた記者会見でも、やや浮かない表情を見せながらメディアの質問に回答。2025/26シーズンもランスでプレーする可能性を訊かれると、「分かりません」と残留を明言しなかった。
ランスは2月はじめから約1か月間、リーグ戦で6連敗。直近5試合で3勝1分1敗と持ち直しているが、それでも13位と2部自動降格ラインとの勝ち点差はわずか5。残り4試合の結果次第では、2部降格となる可能性は十分ある。
『ランスVDT』の報道内容を踏まえると、伊東はチーム状況に対して少なからずネガティブな感情を抱いている模様。