FC東京は4月25日に『THE国立DAY』として開催される明治安田J1リーグ第12節のガンバ大阪戦を控える中、新商品を発売。国立競技場開催の試合等を対象としたナイトマッチでの照明演出に合わせたものになっているが、そのペンライトの仕様が話題になっている。


 FC東京のオフィシャルオンラインショップでは、4月23日17時から「自動制御付きペンライト(AO-AKA LIGHT THE NIGHTペンライト)」を税込3,000円で発売。クラブ公式サイトによると、国立開催のG大阪戦ではペンライトによるキックオフ前の照明演出を行うという。

 クラブはファン・サポーター等に対して「ぜひ、自動制御付きペンライトをご購入いただき、『AO-AKA LIGHT THE NIGHT』でスタジアムを盛り上げましょう!」と呼びかけているが、ペンライトの発光色が議論の対象となっている。

 ペンライトは無線制御時以外の場合、通常のペンライトとして14色に発光可能となるが、クラブカラーのレッドやブルーにくわえて、東京ヴェルディのクラブカラーであるグリーンも発光するという。この東京ダービーのライバルクラブを想起させる色が発光する仕様に対して、ネット上では反対意見が噴出。中には発光色をクラブカラーに限定するよう求める声が上がっている。

 ただ一方で、発光色を限定することにより、製造コストが上がる可能性が指摘されているほか、正規品だと予想し、クラブカラーに限定するようなペンライトの製作が厳しいとの意見も散見されている。

 国立競技場開催の試合における花火の打ち上げ、人気アーティストによるスペシャルライブを実施するなど、新規ファンの取り込みに力を入れているFC東京。ペンライトの仕様に対して否定的な意見が上がっているとはいえ、試合前の演出で、スタジアム来場者により一層非日常を楽しんでもらうための工夫を凝らしていることは確かだ。
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