スウェーデンメディア『Sportbladet』は4月25日に「アタランタが小杉をスカウト」とリポート。小杉は同日開催のスウェーデン1部リーグ戦でフル出場し、ゴールアシストなしだったが、アタランタのスカウト陣がこの試合を現地視察。試合後、『Sportbladet』のインタビューに対して「我々は小杉に注目している」と関心を明言したという。
アタランタは若手選手の育成に定評があり、直近数シーズンにわたりセリエAの上位争いを展開。2023/24シーズンにUEFAヨーロッパリーグのタイトルを獲得すると、2024/25シーズンも33試合を終えた時点で、首位インテルから勝ち点7差の3位につけている。
ユールゴーデンIFとの契約を2027年12月まで残している小杉の去就を巡っては、スウェーデン紙『aftonbladet』が4月上旬にドイツ、オランダ、ベルギー、日本、韓国国内クラブからの関心を報道。一部のクラブが移籍金5000万~6000万スウェーデンクローナ(約7.3~8.8億円)を用意する可能性もあわせて伝えていた。
また、以前には日本代表DF毎熊晟矢所属のオランダ1部AZアルクマール、FW上田綺世擁するフェイエノールト、バイエル・レバークーゼンからの関心も報じられるなど、すでに争奪戦の様相を呈している。
2024年3月に湘南ベルマーレの下部組織からユールゴーデンへ移籍した小杉。同年9月から左サイドバックでレギュラーに定着し、2024/25シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ10試合中9試合のスタメン出場で2ゴールと結果を残している。先日にはA代表の候補入りが報じられただけに、同選手の今後が楽しみだ。