今2024/25シーズン、ルベン・アモリム監督の下でプレミアリーグ第34節終了時点で14位に沈むマンチェスター・ユナイテッドが、ブンデスリーガの強豪バイエルン・ミュンヘンに所属する韓国代表DFキム・ミンジェに注目しているようだ。4月28日に、UKメディア『TEAMtalk』が報じている。


 キムは、セリエAのナポリ時代(2022-2023)に「モンスター」と呼ばれたが、バイエルン移籍後は苦戦。4月9日、17日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のインテル戦(合計3-4)でのパフォーマンスが問題視された他、昨2023/24シーズンのCL準決勝レアル・マドリード戦(合計3-4)でも敗戦の要因として批判された。

 精神的な打撃を受け、SNSのコメント欄を閉鎖するに至ったキム。外からはそうは見えないかもしれないが、非常に繊細な性格であり、現在も精神的に難しい状況にあることが伝えられている。

 移籍の報に関しては、昨2024年夏にキム獲得に動いたが失敗に終わっているユナイテッドが、今2025年夏に再びアプローチする可能性が浮上。バイエルンは守備の再編を計画しており、4,000万~5,000万ユーロ(約65億~約81億円)のオファーが届けばキムを売却する用意があるようだ。

 一方、ユナイテッドは得点力不足に加え、守備陣にも問題を抱えており、DFジョニー・エバンスとDFビクトル・リンデレフの契約満了に伴い、センターバックの補強が必要になる可能性が指摘されている。しかし、アモリム監督は同ポジションの補強は不要と考えているとのことで、キムの移籍が進展するのかは現状では噂の域に過ぎないのかもしれない。
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