同試合では印象的なチームパフォーマンスがいくつも見られたが、試合後にパレスのMFアダム・ウォートンが、チームメイトで日本代表のMF鎌田大地を称賛している。
UKメディア『South London Press』によると、「鎌田はパレスでのキャリアスタートに苦しんだかもしれないが、今では彼がどれだけ素晴らしい選手かが分かるだろう」と語ったウォートン。
鎌田は、パレスのオリバー・グラスナー監督とアイントラハト・フランクフルト時代(2021-2023)以来の再会を果たし、高給を得る選手の1人となったが、プレミアリーグ特有のスピードとフィジカルに適応するのに時間を要した。
さらにウォートンは鎌田について「彼はトッププレイヤーだ。UEFAチャンピオンズリーグやUEFAヨーロッパリーグでもプレーしている。テクニックに優れ、ボール保持に長け、走り続けるスタミナもある。本当に素晴らしいプレーをしている」と語った。また、試合中も可能な限り声をかけており、日々のトレーニングを通じてお互いの理解を深めているとも述べた。
一方で、ウォートン自身も困難なシーズンを送った。11月から1月まで鼠径部の手術で離脱し、復帰後もフル出場ができていなかった。
ビラ戦で得点に繋がるプレーを見せたウォートンは「一試合良かっただけでは意味がない。次の5試合で結果が出なければ意味がない」と語り、「試合ごとに調子は上がっているが、まだ目標には達していない」と続け、ストイックな姿勢を見せたことが伝えられている。