今季はクラブ記録を更新する公式戦14連勝を記録するなど、ラ・リーガでは首位で2025年を迎えていたアトレティコ・マドリード(スペイン1部)だが、その後は失速。現在は3位に位置しており、首位のバルセロ(スペイン1部)とは10ポイント差となっており、優勝は絶望的な状況となっている。


 スペイン『アス』によれば、アトレティコはタイトル獲得を目指す来季に向けてトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)に所属するアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロとビジャレアル(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFアレックス・バエナの獲得にプライオリティを置いているという。

 そのなかで、アトレティコではアルゼンチン代表FWアンヘル・コレアに退団の可能性が浮上している。ディエゴ・シメオネ監督は代わりとなるストライカーの獲得を望んでいるものの、クラブ上層部は多額の資金を投じることは考えていないという。

 そのターゲットとなっているのがリバプール(イングランド1部)でプレーするウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス(25)だという。今年1月にはアル・ナスル(スペイン1部)からのオファーが届いていたという同選手には今季のプレミアリーグで躍進しているノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)も興味を持っているという。

 しかし、ヌニェスはアトレティコへの移籍をポジティブに捉えているとのこと。リバプールは同選手を獲得する際に移籍金7500万ユーロ(約122億5,000万円)を支払っていることから、結果次第で義務に切り替わるオプションがついたレンタルでの放出に前向きであり、総額4000万ユーロ~4500万ユーロ(約64億9,000万円~73億円)を求めるようだ。
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