リーズ・ユナイテッド所属の日本代表MF田中碧は、4月28日に行われたイングランド2部リーグ第45節のブリストル・シティ戦でゴールを奪取。チームはすでにプレミアリーグへの昇格を決めているが、2024/25シーズン終了後に移籍の可能性も取りざたされるなか、同選手の代理人に動きがあったようだ。


 田中はドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属時代の2024年夏に『CAA Base』から『Sports360』へのエージェント変更を試みた。しかし、イギリスの法律に違反していることから変更が認められず、リーズ移籍後もCAA Baseと契約を結んでいる。

 そのCAA Base所属の代理人であるジョエル・パニック氏は4月24日にインスタグラムを更新。田中が喜びを爆発させる時の様子をアップした上で、「田中、おめでとう!リーズのプレミアリーグ昇格に貢献した。彼は素晴らしい1年を過ごし、イングランド2部リーグの最優秀選手候補として広く認められている」と綴っている。

 そして、29日にはブリストル・シティ戦の現地視察を報告。田中本人とのツーショット写真をアップすると、「またもゴールで締めくくる上品なパフォーマンスだ。田中にプレミアリーグがやって来る」と投稿したが、両者の会話内容には触れていない。

 一方で、田中とリーズの契約期間は2028年6月まで。イングランド2部リーグで鮮烈なパフォーマンスを披露していることから、度々ステップアップ移籍が噂されているが、現時点で正式オファーが届いた可能性は報じられていない。

 またSNSの投稿内容を踏まえると、代理人のパニック氏は田中が2025/26シーズンにプレミアリーグの舞台でプレーすることを想定しているとみられるが、ブリストル戦後の面会で去就について言葉を交わした可能性も考えられる。
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