鹿島アントラーズ所属FW鈴木優磨は、4月29日に行われた明治安田J1リーグ第13節の横浜FC戦で、ピッチで寝そべるゴールパフォーマンスを披露。賛否含めて様々な意見があがる中、浦和レッズサポーターであるお笑いコンビ「カカロニ」のつっこみ担当すがや(菅谷直弘)さんが私見を述べている。


 鈴木は後半22分、ペナルティエリアで相手GKを交わしたFWアレクサンダル・チャヴリッチからパスを受けると、右足を振りぬき、シュートをゴール右上に突き刺した。そしてゴール直後、チームメイトのもとへ駆け寄るかと思われた矢先、横浜FCのゴール前へ行くと、横浜FCサポーターの前で寝そべりポーズを披露。DFンドカ・ボニフェイス(横浜FC)が足で鈴木の腕を踏んだが、主審は両選手にカードを提示しなかった。

 この鈴木の振る舞いに関心が集まる中、すがやさんは試合後にXを更新。インターネット動画配信サービス『DAZN』公式Xアカウントの動画投稿を引用した上で、「学校で習うサッカーではないけど、自分が指導者ならたぶんめちゃくちゃ叱るけど。でも、めちゃくちゃフットボールではある。個人の感想ではあるけど、やっぱこの人はめちゃくちゃ魅力的」と感想を綴っている。

 また、すがやさんは「自分の応援しているチームが同じことされても言えるのか?」といった一部SNSユーザーからの指摘にも反応。「選手がケガさせられたわけではないので、僕は『ムカつく!!!燃える!!!!』です。浅野選手を煽ったリュディガーとかと一緒です」と、FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表対ドイツ代表で、FW浅野拓磨(RCDマジョルカ)に対するDFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)の振る舞いを比較対象にあげた。

 なお、鈴木のゴールパフォーマンスを巡っては、ネット上で同選手への誹謗中傷コメントが散見されている。Jリーグは2025シーズン開幕前、選手などを標的とした誹謗中傷行為について、法的措置を含め厳正に対処する姿勢を打ち出している。
横浜FC戦でのゴールパフォーマンスに不快感を抱くファン・サポーター等の心理は理解できるが、過激なワードを用いたSNS投稿には細心の注意を払う必要がありそうだ。
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