現地メディア『ニューカッスル・ヘラルド』は4月29日、ジェッツ所属選手の去就や2025/26シーズンに向けての計画を特集。これによると、水沼は2024/25シーズン後半戦のパフォーマンスが高く評価されており、同クラブのゼネラルマネージャーはすでに日本人アタッカーの残留意思を確認。1年間の契約延長オプションが行使されたという。
現在35歳の水沼は、横浜FMでJ1リーグ優勝を成し遂げるなど実績を残すと、2025年1月にジェッツへ完全移籍。デビュー2戦目から3試合続けてアシストを挙げると、2月21日開催のリーグ戦で移籍後初ゴールをマーク。最終戦のみを残す中、リーグ戦11試合の出場で2ゴール4アシストと、攻撃陣の中心選手として活躍している。
そんな水沼は2025年3月、オーストラリアリーグ公式サイトのインタビューに応じた際、「マリノスの選手はオーストラリア1部クラブ(への移籍)に興味を持っている」と、元チームメイトがオーストラリア移籍に関心を示していることを明言。日本人選手の間でオーストラリアサッカーへの人気が高まっている現状も明かしている。
なお、ジェッツは残り1試合で元日本代表DF酒井宏樹擁する首位のオークランドFCから勝ち点24差の9位。上位6クラブによるファイナルシリーズ進出の可能性は消滅しているため、5月4日のリーグ最終戦をもって2024/25シーズンの全日程を終了する。