川崎はアル・ナスル戦前の時点で、リーグステージ参加ボーナス80万ドル(約1億1,900万円)、ラウンド16進出ボーナス20万ドル(約3,100万円)、準々決勝進出ボーナス40万ドル(約6,200万円)、準決勝進出ボーナス60万ドル(約9,300万円)を獲得。リーグステージを対象とした勝利ボーナスは、6勝2敗だったものの、山東泰山(中国1部)が同大会から途中撤退したことにより、山東戦の試合結果が無効となったため、50万ドル(約7,200万円)。総額250万ドル(約3億5,600万円)を手に入れていた。
そしてアル・ナスルを下して決勝進出を決めたことにより、追加で最低でも準優勝賞金相当額の400万ドル(約5億7,600万円)を確保することが確定。ACLEを制覇すれば、追加で1000万ドル(約14億3,100万円)を手に入れることになるだけに、FIFAクラブワールドカップを見据えた上での将来的な大型補強も考えられる。
なお、日本時間5月3日深夜に行われるACLE決勝の対戦相手は、FWロベルト・フィルミーノやFWリヤド・マフレズらを擁するアル・アハリ・サウジFC(サウジアラビア1部)。アル・ナスルと同じく強敵であるが、総額20億円規模の賞金額を獲得して大会を終える可能性があるだけに、川崎にかかる期待は大きくなるばかりだ。