ドイツ紙『ビルト』は4月30日に「堂安は自身の去就について初めて決断を下した」とリポート。「彼はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を夢見ている。フライブルクで夢が実現する可能性は高まっている」と本人の意向を伝えたほか、フライブルクが現在、2025/26シーズンのCL出場圏内の4位につけていることも紹介。「これはフライブルクにとって、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場の快挙となるかもしれない」と綴ったが、「堂安がこのCL挑戦に同行しない可能性もある」などと、フランクフルト移籍の可能性を伝えている。
また同紙によると、フランクフルトはすでに堂安の獲得に向けて選手サイドにコンタクトを取っているとのこと。クラブは移籍金1,800万ユーロ(約29億1,500万円)を用意しているが、フライブルクは2,500万ユーロ(約40億4,900万円)を求めているという。今後の展開次第では、クラブ間交渉が停滞するとのことだ。
さらに堂安にはフライブルクのみならず、セリエAやプレミアリーグ所属クラブも関心を寄せている模様。フライブルクとの契約が2027年6月まで残っているだけに、移籍金がフライブルクの要求額に届く可能性もあるという。
なお、堂安は2024/25シーズンのブンデスリーガ31試合の出場で9ゴール7アシストをマーク。チームの上位躍進に貢献しているが、すでにシーズン終了後に移籍する意向を固めているとみられる。