バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)は今季のブンデスリーガ31試合消化時点で勝ち点75で首位に位置。3日に敵地で行われるブンデスリーガ第31節のライプツィヒ(ドイツ1部)戦に勝利すれば、2シーズンぶりの優勝が決定する。


 そのバイエルンはチャンピオンズリーグ(CL)では準々決勝でインテル(イタリア1部)の前に敗退。失点に関与したことから戦犯扱いを受けている韓国代表DFキム・ミンジェには今夏退団の可能性が浮上。ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏は、今夏に適切なオファーが舞い込めばバイエルンは売却に応じると主張している。

 チェルシー(イングランド1部)やニューカッスル・ユナイテッド(同1部)、サウジアラビア方面からの注目を浴びているキム・ミンジェに関して、バイエルンとの契約は2028年夏まで残っており、移籍金は5000万ユーロ前後と見積もられている。

 そのなかで、韓国代表DFはドイツ『ビルト』のインタビューで「僕にとってチームを退団する理由はない。残れたらいいと思っている。でも、どうなるかわからない。来シーズンはとにかくコンディションを整えておきたい」と残留を望んでいることを明かした。

 対人守備の強さや的確なカバーリングを武器に2023年夏にナポリ(イタリア1部)からバイエルンに加わったキム・ミンジェ。今季はブンデスリーガ27試合に出場して2ゴールを記録している同選手だが、どのような結末が待っているのだろうか。
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