川崎退団も？ファンウェルメスケルケン際「欧州も大好き」契約満了まで半年
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　川崎フロンターレ所属DFファンウェルメスケルケン際は、日本時間4月30日深夜に行われたAFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）準決勝のアル・ナスル戦でスタメン出場。FWクリスティアーノ・ロナウドらとマッチアップしたが、試合後自身の去就に言及している。


　米メディア『ESPN』が報じたところによると、ファンウェルメスケルケン際と川崎の契約は2025年いっぱいで満了を迎えるとのこと。本人は「今のところ、自分でも何がしたいのか分からない。幸いなことに、まだ半年も時間がある。Jリーグや川崎も大好きだけど、もちろんヨーロッパ（のサッカー）も大好きだよ。11年間もヨーロッパでプレーできたのは、決して無駄ではなかった。どうなるか様子を見よう」と、川崎退団の可能性があることをほのめかしているほか、同メディアはこのコメントをもとに「欧州復帰の可能性がある」と伝えている。

　ロナウドやFWサディオ・マネといったスター選手と対峙したファンウェルメスケルケン際だが、日本とヨーロッパのプレースタイルの違いについて、こう語っている。

　「ヨーロッパのサッカーは、日本よりゴールへの志向が強い。ドリブルの上手いウインガーや、常にペナルティエリアにいるストライカーが特徴的だ。日本ではチームプレーが重視される。ポゼッションの時間を長くして、ポゼッションからゲームをコントロールしようとする。ヨーロッパの試合のテンポは日本より速い」

　強豪クラブを下して、ACLE決勝進出を果たした川崎。
ファンウェルメスケルケン際は決勝戦を前に「僕たちは歴史を作りたい。サウジアラビアのクラブがACLEのレベルを上げているから、Jリーグクラブが重要な存在であり、タイトル獲得が可能であることを証明したい」と意気込んでいるが、同選手の今後にも注目が集まりそうだ。
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