日本代表MF守田英正は、2024/25シーズン限りでポルトガル1部スポルティングCPを退団することが決定的である模様。川崎フロンターレ時代のチームメイトであるMF田中碧の現所属クラブであるリーズ・ユナイテッドをはじめ、イングランド複数クラブからの関心が報じられているが、日本代表OBの内田篤人氏がリーズ移籍報道に反応している。


 インターネット動画配信サービス『DAZN』で5月1日公開の「内田篤人のフットボールタイム」では、守田の去就が話題に。プレミアリーグ昇格を決めたリーズからの関心報道に「(田中と守田が)日本代表2人で組むか、ポジション争いするかということ?なんで?」と疑問を投げかけ、「2人とも出られるのが一番良いけど…」とコメント。守田がリーズへ移籍することにより、日本代表の中心選手のいずれか一方が出場機会を失う可能性を懸念している。

 一方で、内田氏は「リーズは(イングランド北部にあって)寒い。ポルトガルの方が暖かいと思う」と気候面にも言及。「ちょっと、またサッカーは変わると思う。スピード感とか。(守田は)頭が良いから、その中で対応していけたら」と、守田の能力の高さに期待を寄せている。

 守田の去就を巡っては、2025年1月7日までエージェント会社を『エロエ株式会社』から『CAA Base』へ変更したことにより、移籍の可能性が取りざたされると、ポルトガル紙『ア・ボーラ』は同月にウルバーハンプトン・ワンダラーズからの接触があったと報じている。

 また、スポルティングの専門サイト『Leonino』は4月中旬に「契約延長の意思はなく、自身のキャリアにおける新たな挑戦を求めている。プレミアリーグを筆頭に、他国のリーグでプレーしたいと考えている」などと、選手サイドの意向をリポート。ポルトガル紙『レコルド』はリーズからの関心を報じているが、複数クラブによる争奪戦の可能性も取りざたされている。
編集部おすすめ