スコットランド1部セルティック所属の日本代表MF旗手怜央とFW前田大然には、いずれも2024/25シーズン終了後の移籍が噂されているが、一部では前田より旗手の方が移籍の可能性が高いとの見方があるという。

 英紙『サン』は12日、セルティックの補強戦略を特集。
「セルティックは毎年誰かを放出する傾向がある。その機会をうまく活用してきた」と、主力選手の退団が相次いでいる現状を伝えた上で、「今シーズン33ゴールを挙げた前田大然より、前田と同じく現在27歳の旗手の方が移籍の可能性は高い」とリポート。その理由についてこう綴っている。

 「旗手がこの夏に移籍しなければ 、彼の価値は下がるだろう。(欧州5大リーグ所属クラブからの)関心も薄れるかもしれない。28,29歳になれば、獲得を狙うクラブは減る。だから、 この夏に旗手の移籍する条件は全て揃っている」

 旗手の去就を巡っては、『サン』が5月8日にセリエA所属ウディネーゼやフランス、ドイツ国内クラブからの関心を報道。ウディネーゼのスカウト陣は4月12日開催のキルマーノック戦で現地視察しており、この試合では旗手は2ゴールを挙げていた。

 一方、前田にはMF遠藤航擁するリバプールをはじめプレミアリーグ所属の複数クラブがこぞって関心を寄せている模様。『CaughtOffside』は12日、MF鎌田大地所属のクリスタル・パレスやウェストハム・ユナイテッド等が移籍先候補だというが、セルティックは移籍金として2500万ポンド(約47億円)を支払うよう求めているという。
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