マンチェスター・シティ(イングランド1部)は10日に行われたプレミアリーグ第36節で日本代表DF菅原由勢が在籍するサウサンプトン(同1部)と対戦。しかし、すでに降格が決まっている相手に対して最後まで攻略することはできず、0-0のスコアレスドローに終わった。


 プレミアリーグ5連覇が途絶えたシティは、現在4位に位置しており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている状況。そのなかで、イギリス『テレグラフ』によれば、シティは覇権奪還に向けて今夏にチーム再建を行う予定だという。

 チームの絶対的司令塔であったベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが今季限りで退団するなかで、シティはミラン(イタリア1部)に所属するオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)を今夏の補強リストに加えているという。

 ラインデルスは2023年夏にAZ(オランダ1部)からミランに加わると、すぐさま主力に定着。卓越したボールコントロールと高水準のパス精度を武器に存在感がよりました今季はここまで公式戦51試合に出場して15ゴール5アシストの数字を残している。

 そのラインデルスは今年3月にミランと2030年夏まで契約延長。ミランは2009年に元ブラジル代表のカカ氏をレアル・マドリードに売却した際の移籍金5700万ポンド(約111億円)を超えるクラブレコードとなる売却額を求めるようだ。チェルシー(イングランド1部)からの関心も浮上している同選手だが、どのような結末が待っているのだろうか。
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