今2024/25シーズン、スコティッシュ・プレミアシップで優勝を果たしたセルティックは、5月15日のアバディーン戦、17日のセント・ミレン戦を経て、25日に再度アバディーンとのスコティッシュカップ決勝を控えている。主力のFW前田大然は軽傷のため、15日の試合を欠場することが発表された。


 そんな中、ブレンダン・ロジャーズ監督は夏の移籍市場について「クラブには選手売買のモデルがあり、夏には数名へのオファーが届く可能性がある。そうなれば柔軟に対応する必要がある」と語り、前田やMF旗手怜央含む主力選手の放出も選択肢の1つであることを認めたようだ。セルティックに特化したメディア『Celts Are Here』が13日に伝えている。

 前田にはプレミアリーグのアーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナム・ホットスパー、フラム、ウェストハム・ユナイテッド、ブレントフォード、クリスタル・パレス、リーズ・ユナイテッドといった複数クラブが関心を示しているとされており、その運動量と得点力が評価されている。

 一方、旗手に対してはセリエAのウディネーゼがスカウティングを行っており、チーム再建を進める中で注目していることが様々なメディアで報じられている。旗手はセルティックで今シーズンも安定した活躍を続けており、自身も欧州5大リーグでのプレーを目指していることを明かしている。

 両選手はいずれもセルティックの契約下にあるが、クラブとしては高額オファーが届いた場合には放出も視野に入れた体制を取るとみられている。夏の移籍市場でどのようなドラマが待っているのか、目が離せなそうだ。
編集部おすすめ