マンチェスター・シティ(イングランド1部)はプレミアリーグ5連覇を目指したものの、首位のリバプール(同1部)とは13ポイント差の3位フィニッシュ。シーズン中盤に大失速もあったが、なんとか来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。


 そのマンチェスター・シティはクロアチア代表DFヨシュコ・グバルディオールとU-20イングランド代表DFニコ・オライリーが左サイドバックでプレー。しかし、グバルディオールはセンターバック、オライリーは中盤が本職となっている。

 そのため、イギリス『ガーディアン』によれば、シティは今夏に左サイドバックの補強に熱心だという。ボーンマス(イングランド1部)に所属するハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズの獲得にも興味を持っているようだが、リバプール(同1部)への移籍が近いとされている。

 そのなかで、シティはウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)でプレーするアルジェリア代表DFラヤン・アイト=ヌーリをリストアップしている模様。現時点では獲得オファーを出していないが、今夏に開催されるクラブワールドカップまでに取引を実現させたいと考えているようだ。

 今季のプレミアリーグ37試合で4ゴール7アシストを記録したアイト=ヌーリだが、来夏まで契約を結んでいるウルブスは5000万ポンド(約96億8000万円)と評価しているとのこと。シティの会長であるカルドゥーン・アル・ムバラク氏は今季の不調の理由について昨夏の消極的な補強が原因だったと語っていたが、どのような補強を敢行するのだろうか。
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