東京・白金のアワ フェイバリット ショップ(OUR FAVOURITE SHOP)内にあるOFS Galleryにて、8月18日から9月18日まで、世代の異なる3人のアートディレクター菊地敦己、服部一成、葛西薫の装丁を展示する「三人の装丁」が開催される。

キュレーションされた3人はそれぞれ、業界の第一線で活躍するアートディレクターたち。
菊地は、2002年からのサリー・スコット(Sally Scott)のアートディレクションをはじめ、青森県立美術館のVI(ヴィジュアル・アイデンティティー)サイン計画、『装苑』など雑誌や書籍のデザイン、「亀の子スポンジ」のパッケージデザインなどを手がけてきた。

キューピーハーフのアートディレクションや、三菱一号館美術館、書店・ユトレヒト(UTRECHT)のロゴタイプで知られる服部は、その他にもエルメス(HERMES)のイベント「petit hのオブジェたち」の会場、横山裕一『アイスランド』や吉増剛造『GOZO ノート』などの出版物のデザイン、ロックバンド・くるりのアートワークなど活動は多岐にわたる。

葛西は、1997年からユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)、2002年から虎屋といった広告制作及びアートディレクションの他、近作にはNHKみんなのうた『泣き虫ピエロ』(2013年)の動画、映画『海辺の生と死』(川道夫監督/2017年)の宣伝制作などがある。

本展覧会では、広告やグラフィックデザインを手掛ける3人がデザインした思わず手に取ってみたくなる装丁、3人がデザインしたオリジナルポスターも合わせて展示・販売される(オリジナルポスターは会期中のご購入限定でサイン付き)。また8月18日の18時から20時まではオープニングパーティーも開催予定。

【展覧情報】
「三人の装丁」
会期:8月18日~9月18日
会場:OFS Gallery(OUR FAVOURITE SHOP内)
住所:東京都港区白金5-12-21
時間:12:00~19:00(9月18日は17:00まで)
定休日:月曜火曜(祝日は除く)