「ジーユー(GU)」が、顧客から寄せられる声をもとに商品開発を行う新プロジェクト「GU SHOES LAB」を始動した。第1弾として、人気商品の「マシュマロパンプス」シリーズをはじめ、「クリーンスニーカー」シリーズ、メンズの「アクティブスマートシューズ」シリーズなどから全29型を製作。

価格帯は税別1,490円~2,990円で、全国の店舗および公式オンラインストアで取り扱っている。

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 ジーユーは、シルエットの美しさを実現した「ポインテッドパンプス」を2017年に発売するも、購入者から「痛い」「サイズが合わない」といったクレームが多数寄せられたことから、「きれいに見えて、痛くない靴」をコンセプトに顧客の意見を取り入れながら同商品の改良を実施。2018年8月に「マシュマロパンプス」として発売したところ、販売から1年足らずで約170万足の売り上げを達成した。GU SHOES LABはマシュマロパンプスの成功を受けて始動。靴に特化した取り組みはブランド初だといい、低価格での商品提供を実現しながら、より履き心地の良さやデザインの美しさを追求していく。

 ジーユーMD部グッズチームのリーダー土上洋佑氏は「コンセプトは『靴のお洒落で我慢させない』。

ジーユーの商品の中でも特にシューズは、履き心地や品質についてお客様からの具体的な申し出が多いカテゴリーだったことから非常にチャンスを感じた」と説明。2019年秋冬シーズンのマシュマロパンプスでは「ニオイや汚れが気になる」といった顧客の声を反映し、抗菌防臭機能や撥水加工を取り入れたという。同プロジェクトにおける目標売上高は非公表。今後は、靴以外のカテゴリーにおいても顧客の声を反映した商品開発を視野に入れているという。

ジーユーが顧客の声を反映した商品開発プロジェクト「GU SH...の画像はこちら >>

 このほか、原宿の「GU STYLE STUDIO」では8月8日の今日から12日までの期間限定で、砂利道など様々な歩行コースを用意した試着体験コーナーやマシュマロパンプスの人気投票、靴に対する意見箱などを設置。期間中、マシュマロポインテッドパンプスやアクティブスマートダービーシューズの配布イベント、シューフィッターによる3次元足型自動計測体験などを展開している。

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